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法要や法事という言葉を良く目にすることがあるかと思いますが、似たような言葉ですが一体何が違うの?と疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
一般的には法要も法事もどちらも同じ意味で使われており、明確に使い分けをされている方というのはあまりいないのではないかと思います。
しかし厳密に言えばこの2つというのは違いのある言葉です。
まず「法要」というのは本来は仏教の行事全般を指す言葉として使われていました。
仏様の心を知るための行事というのは全て「法要」とされていたわけですね、
一方の「法事」というのは法要と違い限定的な意味を持つ言葉として使われます。
法事も法要のうちの一つではあるのですが、故人の追善供養をする際や回忌の際使う言葉とされています。
故人の冥福を祈って、霊を慰めるための行事の事を指すというわけですね。
お寺の方が家に来て読経をしたり法話をしたりというという部分は法要であって、そういった部分も含めて会食など一連の流れ全てのことを法事ということになります。
現代ではどちらも同じ意味で使っている方がほとんどですから、知らないからと言って恥をかくというような事はないかとは思いますが、知識として知っておくと良いでしょう。
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